73回めの観劇 三吉演芸場 剣戟はる駒座 『任侠 五似の音吉』 ラストショー『躍り狂え大黒天』
三吉演芸場での剣戟はる駒座の初日夜の部に行ってきました! 剣戟はる駒座さんは去年、三吉演芸場に来たときに何度か観に行って、大衆演劇をもっと観たいと思うきっかけになってくれた劇団です。去年は6月で、来年はもっと涼しい季節に来たいとおっしゃっていたのですが、なんと今年は涼しいどころか、11月から12月の半ばまでの一ヶ月半公演となりました!!
で、この日は二部構成で、お芝居からでした。去年と同じように津路桜日(つじ・おうが)さんによる、これから始まるお芝居についての紹介からスタート! なんですが、私はぎりぎりで飛び込んだために、紹介を聞くことができませんでした(泣)。なので、いいかげんな元ネタ予想をするわけにもいかないので、割愛いたします。これから行く方は開演の5分ぐらい前には入っていることをオススメします。
それでは、お芝居『任侠 五似の音吉』を舞踊ショーの写真とともにあらすじを紹介していきますね。

親分亡きあと、親分の娘、お雪と結婚して二代目となった仁天門八兵衛は、大の酒好きでした。今日も自分の代になってから子分にした伊之松と佐助を連れて、何軒もはしご酒を決め込んでいます。

伊之松と佐助は、代貸の音吉とお雪ができている、人気芸者の花扇(晃永樹里杏さん)は親分に気があるようだから囲ってはどうか、などと仁天門八兵衛に吹き込みます。
ところが八兵衛が花扇を口説こうとしたところ、花扇は仁天門一家と敵対する今戸一家の親分、弥八の妻だと名乗って、八兵衛の頬を叩きました。
八兵衛は怒り、暴れだしますが、そこに音吉が駆けつけてきて、宥めようとします。それでも八兵衛の怒りは収まらず、音吉の額を割ってしまいます。

ようやく帰ると、お雪が音吉の傷の手当てをしているところを見咎めて、八兵衛は「間男だ」と言いがかりをつけ、傷のことで自分を庇おうとした音吉に、馬鹿にしているだろうとさらに怒ります。
音吉は追い出されることになりましたが、去る前に、八兵衛に酒を止めるよう進言しました。

八兵衛が酒をやめて、ただ酒が飲めなくなった伊之助と佐助は、勢いのある今戸一家に移ることにしました。しかし、今戸の弥八は二人を信用せず、入れてほしいなら何か劫立(こうだて、手柄を立てること)をしろと言いました。
今戸の弥八は八兵衛を待ち構え、一対一の果たし合いをしようと誘います。しかし、果たし合いが始まってみると、八兵衛はうしろから伊之助と佐助に刺されてしまいました。

命からがら逃げ延びた八兵衛を追って、弥八たちが仁天門の家へやって来ます。挑発に乗って姿を現した八兵衛は斬られてしまいますが、息絶える前に、先代の親分が立派すぎて、自分には二代目の看板が重すぎたとお雪に謝り、音吉にも詫びたかったと言い残します。
八兵衛が息を引き取ったそのとき、旅に出ていた音吉が戻ってくるのですが……。

ということで、わりと大衆演劇では典型的な感じのヤクザものでした。『花の喧嘩状』などのタイトルでもやっているお芝居みたいです。てっきり初日は喜劇だと思っていたので意外でしたが、去年、全部やってしまったからかしらw お芝居はもちろん上手なんですが、アドリブもほとんどなくて、これで剣戟はる駒座の魅力が伝わったのかなとちょっと心配にも。
そして、舞踊ショーです!!

ジェロの『夜桜お七』からの華やかなスタートでした!

きれいなお顔の祀武憙座長のアップも♪ 胴がいちだんと太くなってたけどw

Superflyの『愛をこめて花束を』です。鵣汀座長の女形、めちゃくちゃ可愛かった!

あいだに挟まれる津路桜日さんを中心としたコントも健在でした。これは銭形平次w

こちらは石川さゆりの『名うての泥棒猫』、私が大好きな椎名林檎さんプロデュースですね。雰囲気出てます♪

続けてまた石川さゆりで、『風の盆恋歌』でした。雰囲気はぜんぜん違って、こっちはしっとり、ですね。

津路桜日さんたちも頑張ってます、曲は半田浩二の『居酒屋チェジュ』でした。

そういえば、舞踊ショーは背景がすべてプロジェクターの映像でした。三吉演芸場で観るのは初めてでしたが、これはこれでよかったかも。新宿の歌舞伎町劇場ではこれがLEDになるんでしょうか。

こちらも健在でした。祀武憙座長のこの舞踊のあとで……

祀武憙座長の歌声だけ聞こえて、津路桜日さんが踊っているあいだに早着替えで、祀武憙座長が再登場!
そして、歌のあとは祀武憙座長が一人で話す時間がとられているので、口上で鵣汀座長、ここで祀武憙座長と両座長の話をそれぞれしっかり聞けます。

こういうのもありました、下田健二『駿河の男』です。私はどうしても鵣汀座長を見ると、清水次郎長を連想してしまいます、なぜだか。

曲はポルノグラフィティの『サウタージ』です。祀武憙座長は踊っているあいだでもクルクルと表情が変わるので目が離せません。激しく踊っている途中で、この表情!

こちらはさっきと打って変わって、Hilcrhyme『十字架』でかっこよく。鵣汀座長はいろんなパターンを見せられる方ですねえ。

両座長のお母様、晃大洋さんもお元気そうでなによりです♪
そして、ラストショーは『躍り狂え大黒天』でした!

まずはこの方たちが出てきたあと……

大黒天様が登場!
そのあと、祀武憙座長が登場!!

さらに鵣汀座長も加わって、まさに激しく躍り狂ってました!!!
相変わらず、お芝居も舞踊ショーもレベル高いんですけどね、夜の部は時間が早くなって仕事帰りの方がほとんど来なくなっちゃったから、お客さんは劇団ファンのみって感じなんですよね。そうなると東京でやってない劇団はやっぱり苦戦を強いられるかも。夜は去年より厳しい戦いになっちゃうかもです。昼はどうかな、夜も頑張ってほしいのですが。ってことで、以上です!
72回めの観劇 三吉演芸場 劇団花吹雪 『坂本龍馬と沖田総司』
三吉演芸場に劇団花吹雪の公演を観に行ってきました! 坂本龍馬となると、見逃せないっ、と。まあ、けっこう皆さんお好きだと思うんですが、私も中学生だか高校生だったかの頃に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んで感激して以来のファンで、おりょうさんの墓参りに行ったこともありますw(お墓は横須賀にありますよ)
で、本日は二部構成だったので、まずはお芝居から。なんですが、二部ってわけでもなかったんですねー、まあ、それはおいおいと。『坂本龍馬と沖田総司』ですが、こちらは『時代をかけた男たち』という外題でもやっているみたいですね。
それでは、舞踊ショーの写真とともにあらすじを紹介していきます。

坂本龍馬は新撰組の数人に囲まれ、攘夷派かと聞かれます。どちらでもないとこたえますが、襲いかかられて、軽々となぎ倒し、ピストルを撃って笑いながら逃げました。

そんな坂本龍馬ですが、実は新撰組の沖田総司と親しくしていました。沖田総司は坂本龍馬に一目置いていますが、立場からして親しく付き合うのには抵抗がありました。

土佐藩から脱藩してきた佶摩(きつま)が坂本龍馬に会いに来ました。佶摩の兄は龍馬の友人でしたが、亡くなっています。佶摩は攘夷派に加わろうとしていましたが、龍馬はそれを止めます。
龍馬は世界が広いこと、自分は船を持って世界の国々を相手に貿易をしたいことを、金平糖を食べさせ、地球儀を見せながら佶摩に話しますが、佶摩は行ってしまいました。
そのあと、龍馬は中岡慎太郎に会いますが、身を隠すために慎太郎は女装して夜鷹のかっこうをしていました。

一方、新撰組は攘夷派が集会を開いていそうな二カ所に斬り込む計画を立てていました。一方には副長の土方歳三が率いた者たちが行き、もう一方の池田屋には、局長の近藤勇(桜京誉さん)、沖田総司らが行くことになりました。

龍馬は沖田総司に会って、どこに斬り込みに行くのか聞きますが、総司はこたえません。それなら、まだ十八歳の佶摩だけは殺さないでくれと頼みます。斬り合いとなってしまったらわからないが、相手が刀を抜かないかぎりは佶摩を斬ったりしないと総司は約束しました。

攘夷派の集会が行われているとわかって、新撰組は池田屋に乗り込みます。沖田総司は佶摩と対峙しますが、「佶摩くんか」と何度尋ねても佶摩はこたえず、斬りかかってきます。それなら違うのかと総司は佶摩を斬り殺してしまいました。

駆けつけてきた坂本龍馬は佶摩が死んでしまったことを知って、沖田総司を責めました。そして、近藤勇ら新撰組が集まってくると、こんな世の中なら生きていたくない、殺してくれと仁王立ちになりました。死んではいけないと総司は龍馬に訴えます。

龍馬は総司に手伝ってもらい、佶摩の亡骸を背負って去って行きました。それを見送ったあと、総司は血を吐いて倒れます。総司が結核であることを知った近藤勇は、新撰組を辞めて療養に専念しろと総司を諭しました。
そして、いったん舞踊ショーです(いったん?)w

一曲目は湘南乃風の『Joker』でした。めちゃくちゃかっこよかった! で、家に帰ってあらためて見たら、今日のラストショーは『ジョーカー』となっていました。つまり、この一曲目がラストショー? という不思議な現象は最後まで見ればわかりますw

めっちゃ豪華な衣装! 羽の扇も巨大でした。曲は東方神起の『どうして君を好きになってしまったんだろう?』です。

やさしく、華やかに。まだ普通の舞踊ショーです。曲はSunSet Swishの『さくらびと』でした。

相変わらず、滑らかできれいな舞踊でした。扇を投げたりもしましたが、ノーミスで。ただ、小柄だし、きれいなお顔立ちなので、もっと女形で踊ったほうがいいような気もします。

今日はいちだんとかっこいいなあと思ったら、鬘がお顔にとても合っていたみたい。曲はASKAの『はじまりはいつも雨』でした。

こちらは衣装がかっこよくて斬新でビックリでしたが、黒髪ショートにもビックリでした。こんなパターンはどこの劇団でも観たことなかった!

せっかくなので、閉じたお姿も。曲は優里の『ピーターパン』でした。

こちらはポケットいっぱいのデニムの着物で、中のパンツにはラメの模様が。若いっていいなあとあらためて思わせてくれる舞踊と衣装でした。曲はヤングスキニーの『君の街まで』です。

彩夜華さんは今日は女形の舞踊がありませんでした。というか、線の細いイメージがあったのですが、お芝居での少し冷酷にさえ見える土方歳三の男っぽさがすごく様になっていて、こういう一面もあったのねと驚きました。

京之介座長の美しい女形です。と、ここまでは普通の舞踊ショーだったのですが……

龍馬さん、登場!!

そして、次にこのお二人が踊っていると……

龍馬さんからご祝儀が! 一両ずつでしたw

そしてついに、お芝居には出なかった、おりょうさんが舞踊で登場!

もちろん、ここにも龍馬さんが♪

まさか、このお二人の舞踊にも……

出ました、龍馬さん!!

そしてなんと、お芝居が始まりました! 舞台は近江屋ですね。さっきは夜鷹の扮装でちょっとしか出てこなかった中岡慎太郎があらためて登場♪

前のお芝居から話が続いています。賊が現れて、二人は襲われ……

二人とも深手を負い、龍馬は船に乗せるという約束を果たせなくなった沖田総司の名を呼びながら……。

場面変わって、土方歳三が登場!

新しく新撰組に入った若者は、副長に羽織を着せてもらって喜びます。

などなど、ほかにも色々あってのラストでした。
最初から最後まで幕末の、坂本龍馬と新撰組を巡る世界をたっぷり観せてもらって、大満足です♪ 本当に素晴らしいショーになってました!!
71回めの観劇 三吉演芸場 劇団花吹雪 『幻夜』 ≪京之介の日≫
三吉演芸場に劇団花吹雪の公演を観に行ってきました。
この日は≪京之介の日≫ということで、構成も普段と違っていました。三部構成で、第一部が舞踊ショー、第二部が舞踊ショー、第三部がお芝居になっていました。舞踊ショーが終わって、また舞踊ショーという、こういう構成は初めてだったのでビックリ!
それでは、第一部の舞踊ショーから。

『夢見る少女じゃいられない』から華やかに始まりました! 京之介座長は初っぱなからの登場です。

八代亜紀の『朧月夜』です。この方の女形は初めて見ましたが、すごくかわいくて素敵でした!

そして、早くも京之介座長の女形! 梅沢富美男の『恋心中』です。

これは素晴らしかったー♪ 彩夜華さんが『梅川忠兵衛』の梅川を熱演ですっ。

愛之介副座長も女形で。最初から飛ばしてますね。宮本浩次の『冬の花』でした。この歌、好きすぎるっ。


そしてもう二度目の京之介座長の女形! 香西かおりの『無言坂』でした。

そして、彩夜華さんが登場、したんですが……

違う鬘で出てきて被り直し、笑わせてからの……

京之介座長!

次も愛之介副座長が出てきたあとで、京之介座長! そしてこの曲、『三吉橋界隈』という題名でビックリ。三吉橋の歌なんてあったんですね、知らなかった。

お二人は沖縄~な『ソランジュ』で。素敵でした♪


第一部のラストは、京之介座長が超華やかな衣装で『BONBON GiRL』を。正直に言うと私はこういう三部と知らずに来ていて、顔見せショーがなんでこんなに長いんだろうと不思議に思いはじめていましたw
そして、さらに驚いたことに、休憩をはさんで次は第二部の舞踊ショー!!

第二部は山本譲二の『一本締め』からでした。ここからはお芝居のほうに写真を回したりするので全曲ではなくなりますが、あしからず。

春之丞座長は煙管を持って、『恋懺悔』でかっこよく♪

彩夜華さんはいつもカラコンがかっこいいですね。『Dream in』でした。

これはまた迫力ですね! 石井竜也の『神器』です。

明るいソーラン節で元気いっぱい盛り上がりました!

さらに、ナオト・インティライミ『カーニバる?』でますます盛り上がり! 京之介座長のお着物は京之介座長のイメージキャラクター(というのかな?)ですね。

そして、座長お二人の相舞踊もしっかりありましたよ。『与ろずや柴舟お目通り』です。

これはめっちゃかっこよかった! NCT 127『Lemonade』です。

そして、京之介座長です。曲は『愛さない約束』。ホントにたくさん踊ってくれました。応援に来たファンの方たちも大満足でしょうね。

そして、舞踊ショーのラストは『DUMB&DUMBER』でした!
ボリュームたっぷりの舞踊ショーが終わって、いよいよお芝居です。実は私、『幻夜』という題名に惹かれて観に来ちゃったんですが、これはよその劇団では『幻夜に鳥が飛ぶ』という題名になっていたりします。だれがこんなかっこいい題名をつけたのかしら。元ネタがあるのかわかりませんが、見つけられませんでした。
ということで、舞踊ショーの写真とともにあらすじの紹介をしていきますね。

鬼屋一家と仏屋一家は対立していました。鬼屋は若い親分で勢いもあり、仏屋の勘助親分(桜京誉さん)は名前の通り、かたぎの人たちにやさしい親分でした。
いよいよ鬼屋と仏屋は戦うことになり、鬼屋一家の勝利となりました。

鬼屋一家には腕っぷしのいい旅人がいました。しかし、仏屋一家にも若くて腕の立つ旅人がいました。正太郎という名で、おミツという女と旅をしていました。おミツは正太郎が人さらいから助けた女でした。
正太郎は長岡の安女郎(やすじょろう)の息子で、兄を捜して旅をしていました。幼い頃に別れて顔はわかりませんが、兄は母が好きだった鳥の絵を刺青にしていると知っていました。
正太郎は鬼屋一家に誘われますが、断りました。

仏屋一家の勘助親分のところに、百両の金を貸した商人(寿美英二さん)が取り立てに来ました。仏屋と関わりがあると思われては、鬼屋一家に睨まれてしまう、金を返して出て行ってくれと言うのです。
正太郎は怒りますが、勘助親分は金を返して出て行くと約束し、鬼屋に金を借りに行きました。
勘助親分は鬼屋に、金を貸してくれと頼むだけでなく、正太郎から預かった鳥の絵を渡し、これと同じ刺青を入れた正太郎の兄を捜してほしいと頼みます。鬼屋はいったん引き受けながら、帰り道で勘助親分を襲い、殺してしまいました。

一方、鬼屋は旅人(春之丞座長)に紙を渡し、それと同じ鳥の絵を刺青してくれと頼みました。そうすれば騙された正太郎は、兄のいる鬼屋一家に入ってくれるはずだからです。
おミツは正太郎の子どもを身籠もりましたが、正太郎は勘助親分の仇を討つため、鬼屋一家に乗り込みます。そこで待っていたのは……。
ということで、ありがちな話ではありますが、きれいに纏まっていて、鬼屋の親分がピストルをぶっ放して卑怯さが強調されていたり、立ちまわりがスローモーションになったりと、見応えのあるお芝居になっていました。
以上ですね。全体としてはまさに京之介座長のファンのための日という感じで、私なんかが行って申し訳ないですねぇという気もしましたってことでw
70回めの観劇 三吉演芸場 劇団花吹雪『幸助餅』 ラストショー『晒三番叟』
三吉演芸場に劇団花吹雪の初日公演を観に行ってきました! 去年も三吉演芸場で見たので、私にとっては2周目って感じですv
この日は三部構成で、顔見せショーからでした。

まずはお二人から……

京之介座長が入って、三人に♪ 名前がわかってるから楽だわw

ぱあっと赤が華やかな衣装でした♪ あれ、去年は一人で踊っていなかったような……。堂々としてますねえ。

スーパーマリオのお着物でした! 相変わらず動きが柔らかい。

眼鏡をかけ、本を持っての知的な感じでの登場がかっこよかったです! 去年より全体にすっきり引き締まってしていらっしゃるようなw

そして、お芝居は『幸助餅』でした。これは元ネタが上方落語ですね。落語は起承転結がはっきりしていて、最後のオチに持って行かないといけないから、お芝居にしてもあんまり話をいじってないことが多いみたいで、こちらもかなりもとのお話に忠実な感じでした。
それでは、舞踊の写真とともにあらすじの紹介をしてきますね。

みすぼらしい身なりをした幸助は、湯豆腐屋の前で相撲の話に興じている人たちを羨ましそうに見ています。幸助は餅米問屋の大黒屋の跡継ぎでしたが、子どもの頃から相撲が大好きでした。

大黒屋の跡を継いでからは、雷(いかずち)という力士に惚れ込んで贔屓にしていましたが、次から次へと高価な化粧まわしを贈り、勝てば四、五十人を引き連れて曽根崎や新地で祝いの酒を飲み、金をばらまいていました。
そのため、大黒屋を潰すことになってしまいました。

商売を一からやり直すため、幸助の妹、おミツはみずから遊郭に身を売ることにしました。 事情を聞いた三つ扇屋(桜京誉さん)は、三十両貸すが、おミツを三年は店に出さないと約束してくれました。
幸助は、それまで相撲のことはきっぱり忘れて、商売に打ち込むと誓いました。

ところが三十両を受け取ったすぐあとで、江戸から帰ってきた雷とばったり会ってしまいます。雷は江戸で大関となり、一回りも二回りも立派になっていました。幸助はつい嬉しくなって、持っていた三十両を渡して、湯豆腐を奢ってしまいます。
我に返った幸助は後悔し、話を聞いた叔父(寿美英二さん)は雷関にお金を返してもらおうと言います。
ところが、その話を聞いていた雷は、金は返さないと断りました。芸人と客だから頭を下げて我慢していた、金を返したら、下げた頭に申し訳が立たないと言うものです。
幸助は惚れ込んでいた雷が恩を恩とも思わない男だと知って怒り、絶縁してしまいます。

それから一年後、三つ扇屋があらたに三十両の金を貸してくれて、おミツまで返してくれたので、幸助は大黒屋を再建することができました。不思議なほど次々と新規の客も増えていき、新町一帯の餅を大黒屋が引き受けるほどになっていました。
そんなとき、雷が店を訪れました。雷は小餅をひとつだけ買うと言いますが、赦せない幸助は追い返そうとします。そこに三つ扇屋が現れて……。

ということで、もちろん初日のお芝居ですからね、ハッピーエンドで最後にはほっこりするお話でした。私的には叔父役の寿美英二さんが話の流れに関係なぶっ壊れていたのが面白すぎましたっww
そして、舞踊ショーです!

華やかな群舞からでした♪ ちなみに、写真撮る前にご祝儀があったりして、すべての写真は撮れてません。

こちらはもう、どうなってるのってぐらい豪華な衣装でした!

かわいいピンクの衣装だけど、この向きでしか撮れなかった。

まつげもキラキラしていました♪

仲良し兄弟ですねぇ♪

誠さんが歌って、春之丞座長が踊っていました。誠さんは歌がお上手でした!


座長お二人の舞踊は花吹雪が舞いました!!

かっこいいですねぇ♪ 愛之介副座長は去年、喜劇の狂言回し的な役と精悍な男性の役の2つを観て、この方、お芝居がダントツにうまいなあ、もう一回観たいなあと思っていたのですが、今回は科白の少ない脇役だったので、また今度に期待です!

衣装も凄いんですが、後ろから見たら髪を刈り上げてあったので、これが地毛かな、素敵ですよねっ。

ピンクとは打って変わって、黒いイメージの春之丞座長!

座長、座長、副座長のお三人。花形とか後見人とか、そういう役職の方はいないんですね、ここは。劇団によってはなんとか座長だらけになってるけどw

そして、ラストショーは『晒三番叟(さらしさんばそう)』でした。

ここでも花吹雪が! 初日にふさわしい美しいラストショーでした。ちなみに、昼よりともに大入りが出たそうです!!
あとですねえ……

いつもは前売り券、受付で館長から買っていたんですが、今回は劇団が売るということでした。前売り券の写真は2種類あるので、これまでは2枚買ったら2つの写真それぞれ1枚ずつにしてくれていたのですが、今回は同じの2枚に……。今さらながら館長の優しさがしみてくるぜっw
69回めの観劇 三吉演芸場 たつみ演劇BOX『丹下左膳』 ラストショー『愛のカタチ』
三吉演芸場にたつみ演劇BOXの公演を観に行ってきました!
この日は三部構成で、まずは顔見せショーからです。

最初は『男の祭り酒』で、客席からも「乾杯」を掛け声で!

私は今月最後になりそうなので、たつみ座長のアップもw

こちらは『けた外れ人生』で、笠を使った舞踊でした。

こちらもダイヤ座長を大きめに♪
んでもう、サクサク行っちゃいますが、お芝居は『丹下左膳』でした。これが観たくて行ったんですが、期待以上の面白さでした!!
原作の小説ありで、昭和10年の映画『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(たんげさぜんよわ ひゃくまんりょうのつぼ)から何度か映画化されたお話が元ネタのようですが、映画並みに魅力のある登場人物がたくさん出てきて、話の展開も複雑で、次々と場面が変わってどんどん進んでいくので、本当に見応えがありました。
それでは、舞踊の写真とともに、あらすじの紹介をしていきます。

将軍に日光東照宮の再建を任された柳生家は、埋蔵金百万両をその資金とするつもりでした。
しかし、将軍家のお風呂番、公儀隠密の総元締めである愚楽が、埋蔵金の隠し場所が入った「こけ猿の壺」を柳生から奪い取り、埋蔵金の百万両と、柳生家の所領である伊賀の国の両方を手中に収めようとしていました。
愚楽に命じられた蒲生泰軒は手下を使い、こけ猿の壺を江戸屋敷に運ぶ柳生家の者たちに襲いかかりました。

柳生家の次男である柳生源三郎は必死に抵抗しますが、襲いかかってくる敵は多く、壺を奪われそうになりました。柳生家のじいは斬られる前に、たまたまそこにいた子ども(辰巳鯉太郎)に壺を預けます。
ちょび安と呼ばれているその子どもは、柳生家の江戸屋敷に壺を持っていけば、たんまり礼金がもらえると言われ、壺を持って走りました。

ところが途中で、お藤と与吉に止められます。二人は泥棒の女親分と子分でした。小遣いをあげるから壺を渡せと言われたちょび安は、そんな端金はいらないとつっぱねて、ボロ小屋に逃げ込みます。
そこにいたのは、右目が潰れ、右腕のない侍、丹下左膳でした。壺は丹下左膳の手に渡ることとなりました。

柳生源三郎が駆けつけて、百両やるから壺を返してくれと言いますが、丹下左膳は断ります。二人の決闘が始まりかけたそのとき、蒲生泰軒の手下たちが現れて、二人に襲いかかりました。
そこにお藤がやって来て、ピストルをぶっ放して蒲生泰軒の手下たちを追い払います。丹下左膳はお藤たちと逃げることにしました。ちょび安もそのあとを追います。

お藤は色仕掛けで丹下左膳に酒を飲ませ、そのすきに与吉に壺を盗ませようとしますが、失敗してしまいます。
そこに蒲生泰軒とその手下たちがやって来て、お藤はまたピストルで応戦しようとしますが、弾切れとなってしまいます。壺の価値が百万両と知った丹下左膳は、お藤に別のねぐらへ連れて行けと一緒に逃げました。もちろん、ちょび安もついていきます。

二人の夜鷹が一人の女を責め立てていました。自分たちの縄張りを荒らされたと言うのです。女は舟で寝ていただけだと言い張りました。
そこに通りかかった与吉が止めると、女は名を藤乃といい、左馬介(さまのすけ)さまを捜して旅をしているのだと言いました。その左馬介こそが丹下左膳の本当の名前だったのです。

与吉に連れられ、藤乃はようやく丹下左膳に会うことができました。丹下左膳こと左馬介は、家老の罠に嵌められて公儀の者を斬ってしまい、右目と右腕を失って藩から命からがら逃げ出した過去がありました。萩乃は左馬介の許嫁でした。

丹下左膳はお藤を自分の妻のようなものだと言い、萩乃を追い返します。しかし、死のうとする藤乃に事情を聞いてみると、藩はお取り潰しとなり、左馬介の無実を訴えていた萩乃の父は切腹してしまっていました。

一方、お藤と与吉は蒲生泰軒に捕まってしまいます。隙を突いて、ちょび安がこけ猿の壺を持って逃げ、丹下左膳に助けを求めました。
駆けつけると、そこには蒲生泰軒と、影の将軍と呼ばれる愚楽が待っていました。刀と壺を渡せと言われ、従うしかない丹下左膳でしたが、そこに柳生源三郎が助けに来て、逃げることができました。

いよいよ将軍が寛永寺で柳生に進捗状況を聞きに来る日となりました。丹下左膳は藤乃のこの先を柳生源三郎に頼んで、自ら将軍のもとへ乗り込んでいくことにしました。お藤、与吉、ちょび安もそのあとに続きます……。

ということで、たつみ座長は期待通り丹下左膳の役がぴったりだし、悪役のダイヤ座長もいい味を出していたし、お藤役の小龍リーダーがかっこいいし、ちょび安役のてっちゃんが活躍するし、最後の方に出てくる愚楽役の咲良綺蝶ニさんがおもしろすぎるし、その他もろもろ、本当に最初から最後まで楽しめました!
そして、舞踊ショーです!

平井堅『告白』ですが、ひゃー、色っぽいですね。でも、これは最後の決めポーズの一瞬をとらえているだけで、そんなに全体がエロティックだったわけではないですよ(なにを言い訳しているのかw)。

大好きな女形、いきます~♪ まずはダイヤ座長、紫艶の『渋谷のネコ』でした。

たつみ座長は、藤野とし恵『うつしみの…』で渋い大人の女を♪

ライト花形は倖田來未の『TATOO』でしたが、右側につけた髪飾りが素敵で、うまく写真に撮れなかったのが残念。

そして、咲良綺蝶ニさんは、小林幸子『星に抱かれて』でした。この方、おもしろいだけじゃなくて、物凄くよく通るいい声ですよね♪

名前は写ってる方だけになっちゃってますが、石川さゆりの『湯の花KOUTA』です。


曲はB'zの『有頂天』なんですが、衣装にビックリしました~! PUレザーじゃないかな、ポリウレタンですよ。あのむちっとした肉厚の生地を着物と帯と羽織にしてたんです。しかも派手なピンクで、下駄は鮮やかなブルーで、ほんとにキワキワだけど、派手かっこよかったです!!

ラストショーは『愛のカタチ』でした。全員が真っ白な衣装で現れて、これもまたビックリ!

ということで、休館日開けの火、水曜はCDの販売もあるみたいで、サインしてもらえるのかしら? 行きたかったんだけど、行けそうになくて残念すぎです……。
たつみ演劇BOXさんは、来月、いよいよオープンの新宿歌舞伎町劇場へ!
68回めの観劇 三吉演芸場 たつみ演劇BOX『駕籠屋物語』 ラストショー『盃に花浮かべて候』
三吉演芸場にたつみ演劇BOXの公演を観に行ってきました!
三部構成だったので、まずは顔見せショーからです。今日は余裕があったのでがんばって舞踊は曲名も入れてありますっ。

まずは『兄弟船』の曲調が華やかバージョンからのスタートでした♪

愛飢男さんの舞踊は天童よしみの『男どうし』から始まったんですが、なぜか(いたずらされた?)、Skoop On Somebodyの『潮騒』に変わって、セクシーなダンスにw

小龍さんは『浪曲太鼓』でかっこよく。袴に「小龍」の文字がたくさん♪

顔見せショーの最後は『次男坊鴉』。この曲、始まる前に曲名がアナウンスされたからわかったけど、検索しても昔の同じ題名の違う歌しか出てこないんですよね。なんでだろう。それはともかく……

次男坊のダイヤ座長が出てきて、みんな斬られました。血がドバーッw
そして、お芝居は『駕籠屋物語』でした。こちらは口上でたつみ座長がよその劇団からもらってきたお芝居だとお話ししていましたが、元ネタは松竹新喜劇の『下積の石』ですね。『下積の石』は現代劇なので、昔の話に変えてあります。同じように『下積の石』をもとにしたお芝居は、『恋懺悔』や『万吉涙唄』などの外題で、いろいろな劇団でやられているようです。
それでは、舞踊の写真とともにあらすじを紹介していきますね。

駕籠かきの仙吉は今日も二日酔いでした。頭が痛い、腹が痛いと泣き言を並べて、仕事を休みたいと言いだします。
先輩の熊さんが昨夜、遅くまで酒を飲んでいたからだろうと責めますが、二日酔いではなくて体調が悪いだけだと言い張りました。

そこに仙吉の相棒の万吉が出てきて、仙吉は昨夜、酒など飲んでいない、昨日から体調が悪かったのだと庇いました。
万吉や仙吉たちが働く駕籠金の娘、おミツも仙吉を庇います。どうやらおミツは男前の仙吉に気がある様子でしたが、仙吉は大酒飲みで、あちこちに借金のある男です。

万吉は親方に、十五歳の春から働きはじめて十五年間、金を使わずに真面目に働き続けたおかげで、五十両も貯めることができたと打ち明けます。自分のように顔がブサイクな男でも、これだけの甲斐性があれば、惚れた女が結婚してくれるはずだと信じていたからです。その惚れた相手というのは、おミツでした。

ある日、万吉と仙吉が仕事を終えて帰ろうと歩いていたところ、男女の身投げを見つけました。井筒屋の手代(小泉ライト花形)が掛け金の五十両をなくしてしまい、恋仲のお嬢様(辰巳萌萌さん)が一緒に死のうとしていたのです。
仙吉は泳げないので万吉が飛び込んで助け、万吉が預けていた五十両を仙吉が二人に渡しました。
五十両の金は仙吉に説得されて二人にあげることにしていたので、それはいいのですが、なんと翌日の瓦版には、二人を助けたのは仙吉で、五十両の金をあげたのも仙吉だと書かれていました。

そのあと井筒屋の女将(辰巳小龍リーダー)が、なくした五十両は見つかったからと、お礼の十両を添えて持って来ました。
親方に聞かれた仙吉は、たしかに自分が渡した金だと言ってしまい……。
ということで、最後にはもちろん嘘だったことがわかるのですが、なんだろう、見終わったあとに、もやっと。松竹新喜劇にしては珍しく最後に説教くさい長科白の畳みかけがなかったのは、元からなかったのか、省いたのか。あっさりしすぎてかえっていろいろ気になってしまったかも。
最後の最後まで万吉が仙吉にやさしく、なにもかも与えてしまうんですが、それが果たして仙吉のためになるのか。自分の借金はきちんと自分で返させるべきだし、そんなだらしない男と結婚してもおミツが不幸になるだけではないのかな、なんて考えてしまいました。まあ、こうやってあとから考えられるのもお芝居の楽しさなんですけどねw
そして、もやっとした気持ちが軽く吹き飛ぶ、豪華な舞踊ショーです!

まずは『人生一路』、ライト花形を中心とした群舞からのスタートです。

このあと、うれしいことに女形が三人続きました。まずはダイヤ座長、椎名林檎の『名うての泥棒猫』で、この美しさ♪

たつみ座長は、石川さゆり『キリキリしゃん』でした。かわいいですね♪

ライト花形は、テレサ・テン『時の流れに身をまかせ』でしたが、髪留めの蝶々がとっても素敵でした♪


今日の座長お二人の相舞踊は、『風雪ながれ旅』でした。笠をかぶって三味線を持って、渋さもありの美しさです♪

花さんは、瀬川瑛子『笑いじわ』でした。私は個人舞踊、花さんのターンばっかりに来ている気がするw

夢有蝶さんは、福田こうへい『天竜流し』でした。この方は去年よりおとなしいけど、落ち着いただけかな。それならいいんですけどね。

そして、これはもう本当に凄かった、『飢餓海峡』の杉戸八重を小龍さんが熱演です! 八重の可憐さも一途さも、なにもかもを演じてくださいました。

全員が写っていないですが、北島兄弟『ブラザー』を群舞で。きりっとかっこいいですねえ。

これはもう、めちゃくちゃかっこよかったーー!! GO!GO!7188の『浮舟』です。選曲も衣装も舞踊もすべてが良すぎました!!!

中島みゆき『一期一会』です。わりとよく使われる曲ですが、沖縄風の衣装が楽しいですよね。

B'zの『C'mon』です。羽織もドクロ、着物もドクロ、帯もドクロでも負けてないダイヤ座長ですねぇ。


ラストショーは『盃に花浮かべて候』でした。これもめっちゃかっこよかった!!
いつもそうだけど、今日もまた本当に見応えのある素晴らしい舞踊ショーでした。ダイヤ座長はこのあと九州へ行くとのことで、大変すぎw
67回めの観劇 立川けやき座 章劇 ゲスト劇団美鳳『祭りの夜』 ラストショー『Shake Hip!』
立川けやき座に章劇の公演を観に行ってきました。
ゲストが多かったのでタイトルではまとめてしまったんですが、ゲストは劇団美鳳の紫鳳友也座長、一城悟副座長、紫城輝也花形、紫鳳花道さん、市川恋丸さんの5人でした。あと章劇の澤村紫龍花形は前回、私が観に行ったときにいなかったので初見でした。初めて観る方がたくさんでワクワクでした!
二部構成でまずはお芝居から。お芝居は『祭りの夜』という外題なんですが、これはありがちなタイトルと内容だけに、元ネタも、ほかの劇団でやっているのかどうかもまったくわかりませんでした。
それでは舞踊ショーの写真とともにあらすじを紹介していきますね(名前の漢字はわからないので適当に当てはめています)。

女中のお仲はソワソワしていました。湊川組の親分と、お仲が大好きな代貸の新蔵が旅から帰ってくるからです。しかし、新蔵は湊川組のお嬢様の許婚で、旅から帰ってきたら祝言を挙げることになっていました。

湊川組には、若い旅人(たびにん)が一人、世話になっていました。その旅人とお嬢様がひそかに思いを寄せ、密通していることに用心棒が気づいていました。旅人は用心棒に、秘密にしてくれと頼みました。企みのある用心棒はこれを承諾しました。

旅から帰ってきた親分は、旅の途中で舟から落ちたところを新蔵に助けられた、新蔵は命の恩人だと話しました。
新蔵はお嬢様に土産のかんざしを渡しますが、あまり喜んではもらえませんでした。
お仲は新蔵に自分で塗った着物を渡しました。新蔵はお返しに、大きくて彫りがみごとなかんざしを渡しました。でも、それはお嬢様に渡したものと違って、古道具屋で買ったものでした。しかも、古道具屋の亡くなった奥さんが遺したものを格安で売っていたのでした。

湯に入った新蔵をこっそりのぞき見して、お仲は新蔵の左腕に小判の形をした痣があることを知りました。
お仲は、お嬢様に頼まれた手紙を新蔵に渡しました。そこには、他に好きな人がで来たので、婚約を破棄したいと書かれていました。
その相手というのが旅人だと知った新蔵は旅人を斬り捨てようとしますが、旅人は、命短い父のため、いなくなった兄を捜して筑前の博多から旅に出たのだと話します。その兄の名は新蔵で、左腕に小判の形をした火傷の跡があると言うのです……。

ということで、話はベタなんですが、それはまあ、どうでもよくてw、変顔メイクをした澤村蓮座長のお仲と新蔵役の紫鳳友也座長の掛け合い、それに澤村蓮座長の一人妄想劇でひたすら笑わせる楽しいお芝居でした。
前にも書きましたが、こういうお芝居で笑えるのって、やっぱり演じている人のかわいげなんですよね。澤村蓮座長のお仲はひたすら新蔵を想う一途さがかわいらしくて、なにを言っても安心して大笑いできました。
そして、舞踊ショーです! こちらは人数も多いので、本当にたっぷり楽しめましたよ。

初っぱなからこんなことに! 一番高いところにいるのは紫城輝也花形ですw


こちらは長い煙管を使って、すごく素敵な舞踊でした!

紫鳳友也座長は女形もきれいだし、実物はとてもかっこいい方でした。

こちらは『一番星ブルース』で渋く。花形対決ですね!

市川恋丸さんは劇団美松にいる市川華丸さんの弟さんですね。顔はそんなに似ていないかな。また別の魅力ありですね。

このお二人だと、めっちゃ訳あり男女感が出ますねw

花道さんのこの舞踊、すごかったー!! 出てきたときから、うわっと思ったんですが、踊り出したらもう激しくかっこよくて、本格的なダンサーですね、かっこよかったっっ。

天夜叉さんは衣装がいつも凝ってるんですよね。何着持ってるんだろうw 舞踊もストーリー性があって面白かったです。

お二人はふだんからすごく仲がいいそうで、一緒にお食事に行ったりしているそうです。この日もお昼は二人でラーメンを食べに行ったのだとか。

前回は木馬館に行ってていらっしゃらなかった紫龍花形は、背もすらっと高くて、踊りもセクシーで、さすがにかっこよい方でしたっ。

花形の次も花形で、ほんと、次から次へと見応えがありました!!

流星さんは「プレイバックpart2」でしっとりと。瀬川伸太郎さんと美月流星さんは、本当は座長とつけたほうがいいのかもしれませんが、そうなると、この劇団の座長は誰ってわかりづらくなってしまうので、さん付けさせていただいてます、あしからず。

一城悟副座長も激しく、華やかに。最初は長い手紙を持っての登場でした。

個人舞踊は最後に蓮座長でしっとりと。
で、今回あらためて思ったのですが、九州や大阪の劇団だと若い方でも演歌でゆっくりと踊る方が多いんですが、東京の劇団はダンサブルな曲で激しく踊ることが多くて、やっぱりこっちのほうが見飽きないですよね。女性客が、きゃーっていう場面をちゃんと作ってくれているのも盛り上がっていいし。もうちょっと上の方がゆったり踊るときも、演歌じゃなくて歌謡曲とか中島みゆきとかだったりするし。演歌が苦手な私はこっちの方が馴染めます。

ラストショーは「Shake Hip!」でした。が、なにせ人数が多くて、まとめて全員を撮るのは不可能に近くて……

と思ったら、最後に集合写真を撮らせていただけました。よかった♪ 送り出しもやってるのに、集合写真もありなんですね。この日は特別だったのかな、どうなんでしょう。
ということで、昼も夜も大入りが出たそうで、舞台も客席も賑やかで楽しゅうございましたってことで!